慢性上咽頭炎(藤沢・53歳・女性)

慢性上咽頭炎だけでなく、便秘も改善した症例

患者

年齢・性別:53歳、女性

住まい:藤沢市

職業:パート

慢性上咽頭炎の経過

・喉の奥の痛み(日によって痛みの強さは異なる)、後鼻漏、耳管開放症(自分の声や呼吸音が増幅されて直接聞こえてくる)、片側の喉の奥のつまり感、慢性的な鼻詰まり、喉に貼り付くような感覚

・めまい、首や肩のこり、吐き気、風邪などに感染しやすい(易感染性)

この患者さんはもととも人間関係で解決できない大きな精神的ストレスを感じる出来事があり、そのタイミングで上咽頭炎、後鼻漏、耳管開放症などを発症したようです。これまで慢性上咽頭炎の患者さんを診てきて、多くの患者さんが非常に大きなストレスの後に発症しているケースが多いと感じます。そしてストレスが去った後も症状は治っていません。初めに喉の奥に強い違和感と痛みを感じていたのですが、そのうち治るだろうと放置しておいたようなのですが1ヶ月以上経っても治らずいくつかの耳鼻科を回るなかで慢性上咽頭炎という診断を受けたようです。そして症状が悪化するとbスポット治療などを受けていたようですが、一向に症状は改善しません。それどころか上記に挙げたような様々な症状が出てきていたのです。そんな状況の中でご友人の紹介で当院にご来院されました。

慢性上咽頭炎の治療

慢性上咽頭炎と一口に言ってもいくつかのタイプが存在すると感じています。この方は背部、腹部や下半身に冷えの症状が顕著に見られました。冷えが強く出ているため感染症に感染しやすい可能性も考えられました。

このような場合には頸部(治喘)、背部、仙骨部(次髎、中髎)、合谷などへの灸。腹部や仙骨部への箱型の灸を施すことで、身体から冷えを取り去り、適切な体温調整ができることを促します。そして免疫系を賦活化させて安定させる治療を行います。また後頸部や肩、腰部の深層などへの鍼治療をすることによって全身の自律神経を安定させることを目指しました。

当初ははっきりとした効果が感じられなかったのですが、3、4回の治療をしていく中でまずは鼻づまりがなくなっていきました。その後で喉の痛み、後鼻漏、耳管開放症などがゆっくりと改善していき、8回ほど治療した段階で喉だけでなく身体全体が非常に気持ちの良い状態になったようです。これは後からわかったことなのですが当初主訴として訴えておられなかった30年以上続いた慢性的な便秘も治ってしまったのです。これにはご本人も非常にびっくりしておられました。毎朝便通があることが逆に違和感があるようでした。

この方は今でも健康維持のために当院で鍼灸治療を受けておられますが咽頭の症状はほとんど出ていません。

このように鍼と灸を組み合わせて治療をすることにより特定の症状だけでなく、体全体の状態が大幅に改善し、治らないと思っていた症状や体質だと思っていたものが大幅に改善することは当院では珍しくありません。

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