プロフィール

  1. 代表者プロフィール

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西村 太一 1977年生まれ 葉山町出身 藤沢市鵠沼松が岡在住

中央大学 法学部法律学科 卒業

大学卒業後に一般企業に勤務。国内鍼灸専門学校を経て、北京の中国臨床研修(北京同仁堂中医医院、公安門病院ほか)を経験し、中国を代表する医師から診断・治療の指導を受ける。

国家資格:鍼灸師(はりきゅう師)、あん摩マッサージ指圧師

趣味:医学古典・医古文、クラシック鑑賞、ジョギング、スキー、バイオリン

好きな音楽家:Gidon kremer,Itzhak Perlman,Pinchas Zukerman,庄司紗矢香

家族構成:妻、子ども(10歳)と三人暮らし。

当院が大事にしていること

ご挨拶

 私は一般企業で働いていた際に、首、背中、腰の極度の緊張と痛み・しびれ・違和感、それに伴う不眠などに5年以上悩まされていました。今となって考えるとその症状は線維筋痛症か慢性疲労症候群ではなかったかと思っています。国内では難病として知られている病気です。今は完治し健康そのものですが、それを治す過程で病院を始め鍼灸、カイロ、整体、など様々な治療を受けました。その中で劇的に効果を実感したものが実力のある鍼灸師の治療でした。また慢性疾患を持つ患者さんと接する中で過去の治療遍歴を詳しく聞きいていますが、それを聞いていてもやはり鍼灸治療の効果の強さを実感します。ただ鍼灸治療は流派やメソッドが数多く存在します。一言で鍼灸と言っても全くやり方が違うのです。私はその中でも最も効果が高いと実感した現代医学的に正しい鍼灸の治療法を患者様に提供しています。

 針治療というと伝統医学というイメージがあります。しかしドイツや米国、中国では現代医学的に針灸の効果が解明されつつあり、生理学的根拠に基づいた針治療が盛んです。私は現代医学的な針灸治療を主体として、伝統的な考え方も取り入れながら治療をしています。それによって患者さんが抱えている痛みや辛さを少しでも解消して、子ども頃のような元気な状態をとり戻し、いきいきと仕事や趣味を楽しめるようにサポートしていきたいと思っています。

 私自身も人に理解されにくい症状を抱えていた期間があり、毎日が灰色でどんよりした気分だったことを覚えています。でも症状が徐々に改善し、痛みがなくなった時は本当にすがすがしい気分でした。言葉にできないぐらいの幸福感に包まれたのを覚えています。そして心身がベストな状態になると様々なことが好転しはじめます。そのとき初めて「普通の健康体」がこれほどまでに価値のあることなのかと強く実感したのです。その「普通の健康体」を患者さんに取り戻していただき、患者さん各々の人生のクオリティを少しでも高めることが私の仕事の目的であり、使命だと感じています。

鍼灸がどうしても苦手な方は治療的なマッサージや整体もありますのでご相談ください。疾患によっては鍼灸を使わなくても改善できるものが多々あります。

またお体のことに限らず抱えている悩みやストレスについては何でもお話しください。

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※中国研修:北京同仁堂中医医院(創業400年)にて

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※趣味で医学古典の勉強をしています。

これは東洋医学の最も古い古典として知られる『黄帝内経』で、2000年以上前に書かれたものです。気の遠くなるような悠久の時間の中で人々を観察し、治療し、わかったことが事細かに記載されています。

ちなみに2015年のノーベル医学・生理学賞は東洋医学古典(『肘後備急方』)の記載をもとに研究をすすめたものだと言われています。このことは古典の中には現代科学的に見ても正しいと言える内容が含まれていることを示唆するものです。

西洋医学的な心身の見方や治療も大切だと思いますが、それだけでなく東洋医学的な考え方も治療に取り入れることで、より効果の高い治療が実現できるものと考えています。