痛みに人生あり。

毎日、鍼灸やマッサージ治療をするということは日々人の痛み向き合うということになります。もちろん鍼灸治療は痛み以外にも自律神経やホルモンの病気、膠原病などの難治性の疾患を抱えた方も来られるので必ずしも痛みの治療ばかりではないのですが、圧倒的に痛みの緩和を求めてご連絡いただくことが多いと思います。

本当に毎日色々な痛みと向き合います。

そして診断名が同じでも痛みの程度や原因など人によってそれぞれだったりします。よくある痛みの症状は下記の通りです。

頭痛、肩関節痛、首の痛み、背中の痛み、腕の痛み、腰の痛み、膝関節の痛み、などの慢性の痛み。神経痛、脊柱管狭窄症、線維筋痛症、座骨神経痛、胸郭出口症候群、椎間板ヘルニア、頸椎症、むちうち、ぎっくり腰など。

私は問診を非常に重視しています。そして人によっては1時間を超える問診をすることもざらにあります。その中で感じることは痛みというものはそれ自体が不快なものなのですが、それに加えてその人の人生に色々な問題を引き起こします。痛みがあるということは人をネガティブにしますし、怒りっぽくもなります、そうなると日々の言動はネガティブなものになってしまいます。人の人生は日々の思考と言動の積み重ねで少しづつ形成されていくものだと思っています。だからこそ人の内面をネガティブにしてしまう痛みというのは本当に侮れないものなのです。

私自身、20代で線維筋痛症に悩まされたことがあるので、完治した今となってよくわかることなのですが、もし私の人生に痛みがなかったら今の私の人生はありません。今私は自分のするべきこと、したいこと、何の制約もなくしていると思っています。人並みに悩みや苦労はありますが、我慢して生きたり働いたりはしていません。痛みに悩まされていた頃はそうではありませんでした。その当時、自分を取り巻く環境や仕事は100%やりたいことではなくて、色々なことのバランスの中で決めていました。今となっては、だからこそ痛みが身体に出てきていたのかもしれないと考えることもあります。

痛みは人生に色々なことを引き起こします。痛みがきっかけで人の暖かみや情に触れることもありました。そういう意味で痛みというものは人生のスパイスとも言えるかもしれません。

人生を振り返ったときに痛みの経験が良かったものになるように適切な治療と養生をしてほしいものです。

私の経験から言えることは痛みの根本治療には鍼灸だと思います。

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